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みゆの会

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 「みゆの会」は2001年、当時ペアーレ入間で「楽しい朗読」講師をしていた小島由紀子さんと櫛部の二人で結成した二人だけの朗読グループです。妙有の「み」と由紀子の「ゆ」で「みゆの会」。「み」と「ゆ」は声柄も雰囲気も全く違うけれども、朗読に対する考え方が共通しています。
 2009年11月のライヴを一区切りにして現在は活動休止中ですが、ごく軽い簡単なライヴも含めると50回を超す回数を重ねて来ました。(と書いて、 もっと多いと気づきました。作ったチラシの数を数えて50回と思ったのですが、同じプログラム2日分を一枚にしているのがありました。そうすると……74 回)場所も、カフェ裏(飯能)・ツィンズヨシハシ(渋谷)・吉田家住宅(埼玉県小川町)・ウッドベルP(狭山)・カフェ夢月(飯能)・聞修院(青梅)・カフェ豆さる(飯能)・永田珈琲店こもれび(小平)、と振り返ってみると無くなってしまったお店もあります。聴いて下さるお客様が二、三人しかいらっしゃら なくて、お店のオーナーがお客様に混じって聴いて下さっていた事もありました。
 結成した頃は、私達が考えかつ実践しようとする「朗読」と、一般的に受け止められている「朗読」のイメージとがかけ離れていると感じられて、「よみがたり」と言ってみたり「読みがたり」と称してみたりもしました。今でも古いお客様は「読みがたり・みゆの会」として覚えていて下さいます。そのうちに、(どういうわけか二人とも音楽関係の仕事をしている息子がいることもあって)自分たちのやっている事は、若い人達が音楽でやっているライヴ活動に近いのではな いかと、2004年頃から「朗読ライヴ・みゆの会」2008年からは「ライヴ朗読・みゆの会」になりました。
 八年間のライヴ活動で最も苦労したのは毎回のプログラム、何を朗読するかという事でした。ほぼ毎回違うプログラムでしたから。長くても三、四十分で読みおおせられる作品で、朗読に堪えられるしっかりした文体の短編小説や詩や童話を探すのは中々大変でした。面白かったのは、二人だから出来るやり方で遊べた 事。役割を分担して童話を朗読したり、単声と重声を交えて詩を朗読したり。
 八年の間には一方が病気で入院したり、もう一方がどうにも都合がつけられない時があったりもしました。そんな時は残りの一方が穴をあけないよう踏ん張っ てやって来たのですが、しかし八年の歳月はやはり短くはなく、それぞれが抱える個人的な事情にも変化があり、二人の日程調整が必要な「みゆの会」は一旦活動休止となりました。
 小島由紀子さんはペアーレ入間は離れましたが、朗読教室は継続されています。時間の都合がつけられて、気が向いた時には朗読会「由紀子読みがたり」を開いています。
 二人の事情がゆるすようになったら、また「みゆの会」の活動も再開します。

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